VOCALOID

VOCALOIDシリーズがリパッケージ!よりお得になりそう

初音ミク V4X
イノ
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2024年7月1日、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は原稿6タイトルの音声合成ソフトウェア製品をリパッケージしましたとのことです。ここでは主な変更点とそれに対する個人的な感想を書いていきます。

変更点は主に2つ

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社からの発表によると、変更点は主に2点で、1点は「初音ミク V4X」「鏡音リン・レン V4X」にて価格はそのまま英語音声ライブラリは付属になること、もう1点は、付属DAWソフトがStudio One ArtistからCubase LEに変更になることです。

英語音声ライブラリが標準装備

これまで別売りだった英語音声ライブラリが、初音ミク、鏡音リン・レンで標準となりました。また、2023年7月1日以降に通常版をライセンス登録した方は、英語音声ライブラリを期間限定で無償提供するとのことです。私も鏡音リン・レンが対象だったので、ありがたく頂きました。

とはいえ私自身は、英語音声ライブラリ標準装備自体はそれほど興味無いのですが(日本語すら使いこなせていないのでしばらく使わない)、今後ボカロ界隈で洋楽のカバーや、英語の楽曲も増えたら良いなと思っています。記事を作成した時点では、You Tubeで「初音ミク 英語」や「初音ミク 洋楽」で検索しても、あまりヒットしません。ニコニコ動画は現在閲覧できないのですが、恐らく同じような結果でしょう。ただ、英語音声ライブラリが付属することで、英語の楽曲も多少増えてくれるのではないかと期待しています。

付属DAWがCubase LEへ

これまで付属DAWソフトがStudio OneからCubase LEへ変更になりました。私としては、Cubaseのライセンスを紛失してしまっていたので、嬉しい変更です。ただ、ここはネットの反応を見ると賛否分かれているようです。私的な理由を除くと、VOCALOIDを始めたくて購入したDAW初心者にとって、Studio Oneはハードルが低かったので、そういった視点ではStudio Oneの方が良かったと思います。

例えば、各ソフトのWindowsでの動作環境は以下のようになっています。

Studio OneCubace
OSWindows10以降Windows10以降
CPUCore i3/AMD A10プロセッサー以上Core i5(第4世代)/ AMD Ryzen (共に4コア以上)
RAM4GB(推奨8GB以上)8GB以上
空き容量40GB75GB以上
GPU記載なしAMD R, RX シリーズ以降, NVIDIA Series 700 以降

この表から分かる通り、Cubaseの方が要件が高くなっています。これからVOCALOIDを始めようと思った人は、Studio Oneの場合は普段遣いしていたPCにインストールして作曲とできた訳ですが、Cubaseだと少し厳しくなるかもしれません。その他にも、使いやすさ、導入のハードルの点でStudio Oneの方がハードルは低いです。

とはいえ悪いことばかりではありません。とっつきやすさで言えばStudio Oneですが、機能面で言えばCubaseの方が上です。使いこなせばCubaseの方が良いと思った人は多いと思います。

よりお得になったVOCALOIDシリーズ

VOCALOIDシリーズではこれまで別売りだった英語音声ライブラリが標準装備になり、より高機能なCubaseが付属になったVOCALOIDはよりお買い得になったのではないでしょうか。もしこれからVOCALOIDを始める方で、高機能なCubaseを使えなかったという方は、Studio Oneを30日間無料で試用できるので、一度使ってみるのもアリだと思います。

初音ミクたち歌声合成ソフトウェア製品がリパッケージ! 2024年中に新製品も発売予定! – クリプトン
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