【2025年】 おすすめの漫画30選 (話題作・マイナー作品 少年・青年・少女コミック)

タイトルの通り、今回は私がおすすめする漫画を紹介していきます。
2025年版ということで、完結していない作品や、完結したばかりの作品を中心に集めています。しかし、どうしても読んで欲しい作品は10年以上前でも入れています(僅かですが)
青年・少年・少女コミックが中心で、コミックエッセイ等は除いています。
日常・ほのぼの
ゆるキャン△
高校の野外活動サークルに所属する各務原なでしこと、ソロキャンプを好む志摩リンを中心に、女子高生たちがキャンプをする様子を描いた作品です。
キャンプブームの火種役にもなった本作は、日常系ながらもキャンプの専門知識が多く紹介されています。
作中では山梨県や静岡県を中心とした各地で、旅やキャンプをするので、読んでいる自分も冒険したくなります。読んでいてワクワクする作品です。
しあわせ鳥見んぐ
芸大生の宮内すずと野鳥観察を趣味にする時庭翼が鳥見(バードウォッチング)を通じて、人や鳥との出会いを描いた作品です。
この本はバードウォッチング初心者の宮内すずを軸に描かれています。そのため、バードウォッチングをよく知らない方も楽しむことが出来ます。すでに詳しい方も、時庭翼は相当なマニアなので、割と深いところまで説明してくれます。
バードウォッチングが好きな方も、よく知らない方も楽しめる内容となっています。
ぼっち・ざ・ろっく!
友達のいない引っ込み思案な女子高校生の後藤ひとりが、バンド活動を通じて成長していく姿を描く音楽漫画です。
主人公の後藤ひとりちゃんが相当の根暗なのですが、その行動が陰キャあるあるが多く胸が痛いシーンが多いです(笑)。
半ば強引にバンドに入れられた後藤ひとりが、陽キャ達(1人除く)がいるバンドに振り回されながら高校生活を送る姿がおもしろく、青春で好きです。
あと、本ブログ筆者は音楽経験者ですが、バンドあるあるが多く面白いです。もちろん音楽経験者でなくても十分笑える作品となっています。
声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている
転校生、真白 音は、過去の出来事から声を出すことができない失声症の少女。隣の席の心崎は、他人の心の声を聞く能力を持っている。声を出さずとも心が通じ合う二人の物語です。
心崎は見た目はヤンキーっぽいのに、性格はかわいいのが良いです。そして、心崎の優しさに嬉しくなっている真白 音もかわいいです。
とにかく登場人物みんな優しくてかわいくてのんびりしています。
恋愛・ラブコメ
薫る花は凛と咲く
隣接する底辺男子校に通う紬凛太郎と、由緒正しきお嬢様学校に通う和栗薫子。2つの高校の生徒はお互い会うことは良くないとされており、そんな中での2人の恋物語です。
とにかく薫子ちゃんがかわいすぎる。そして凛太郎がイケメンすぎる。
凛太郎のお母さんの話とか、薫子ちゃんの進路の話とかももちろん好きですが、みんなでバカやってる感じがたまらない。ザ・高校生ってかんじ。
そして、2人を通じて、2つの高校の関係が変化していく様子が好きです。純粋な恋愛が好きな方は是非。
今年の三石さんはどこかおかしい
無気力系男子のハジメくんになにかと世話を焼いてくれる隣のクラスの三石さん。中学生2人の物語
いわゆるラブコメです。ただ、ギャグ要素強めと言うか、強すぎて展開が全く読めません。でも、しっかり恋心の描写もあって好きです。
頭を空っぽにして読めるラブコメなんて存在するんだという驚きがありました。中学時代こんなやついたな~と思いながら読むこともできます。
アオのハコ
中高一貫のスポーツ強豪校・栄明学園を舞台に、男子バドミントン部員・猪股大喜が、女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏に恋をする物語です。
スポーツを軸とした恋愛で、割と王道ではありますが、スポーツ系の中では心情描写が丁寧な作品となっています。
普段スポーツ系の作品を読まない方でも読みやすい作品となっているので、スポーツ漫画の入門として一度手に取ってみるのも良いと思います。
僕の心のヤバイやつ
陰キャの中二病少年・市川京太郎と、少し変わり者の美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディです。
本ブログの筆者は厨二病の陰キャだったのですが、本作の図書館で陽キャの女子と何故か仲良くなるところが、憧れだったりします(みんなそうだよね?)。
そんな二人が周りからイジられながら距離を縮めていく姿が最高に青春で素晴らしい作品です。
ハツコイと太陽
小学6年生の小春子ちゃんが少し大人びたクラスの男の子に恋をするお話です。
少女マンガですが、男性でも読みやすいです。(りぼんは男性でも読みやすいの多い)
小学生の恋愛を描いた作品で、純粋な恋をしている姿がかわいいです。「小学生の頃はこんなことあったな」なんて思い出すこともできます。
本ブログ筆者が少人数の小学校出身なので、人数の多い小学校だったらこんな青春があったのかなぁとか思いながら読んでいました。
トニカクカワイイ
大雪の夜、交通事故に遭った由崎星空(ナサ)は、謎の美少女に助けられる。それからしばらく経ったある日、突然その時の美少女が現れ、結婚することになった。それから始まった星空・司の二人の夫婦の物語です。ハヤテのごとくの作者でもある、畑健二郎先生の作品です。
ギャグ要素てんこもりのラブコメですが、夫婦の温かい雰囲気もしっかりと味わうことが出来ます。星空くんと司ちゃんのアホ丸出しのやり取りが面白いですし、和みます。また、周囲にいる人もクセが強い人ばかりで、飽きないです。
また、ミステリアスな要素があり、その謎は何なのかを考察しながら読み進めるのも楽しいです。
あと司ちゃんかわいい
放課後は喫茶店で
レトロな喫茶店や社寺仏閣巡りが趣味である女子高校生・柳凛久と、学校では無愛想なクラスメイト・伏見瑛都の、恋愛模様を描いた純愛ラブストーリーです。
少女マンガになりますが、男性でも読みやすい内容かなと思います。喫茶店に寄ってみたら、クラスの男子がいて、放課後に二人で過ごすんですが、普段から頭の中ファンタジーな人間なので、そういうのに憧れてしまいます。少女マンガらしくオラオラ系のライバルの男も現れますが、その男も周囲に流されやすい性格で面白いです。
純粋なラブコメとして面白い作品です。
古見さんは、コミュ症です。
極度のコミュ症である古見硝子が、個性派ぞろいの高校でクラスメイトの只野仁人と出会い、友達づくりをする話です。
コミュ症の古見硝子ですが、美人なので男女両方からモテます。そのためよく声をかけられるのですが、その反応に困ってしまいます。そんな彼女はクラスメイトの只野仁人には心を開いていて、二人は助け合いながら学校生活を送ります。そんな二人を見ていて面白いですし、癒やされます。
割と何も考えずに読み進められる作品なので、万人におすすめできます。
山田くんとLv999の恋をする
元カレの影響でネトゲにハマってしまった茜。 同じギルドのメンバーの山田とイベントで偶然会ってしまい始まった二人のラブコメディです。
ネトゲの仲間とオフ会して仲良くなって、恋愛関係になるという、オタクにとって憧れのストーリーです。よくありそうなラブコメに見えますが、デート後にゲーム内でやり取りが続いているのか、一味違うなと思いました。また、大人っぽい山田の行動に幼さがあって、「初恋ってこんなんだったなぁ」と思い出させてくれます。
純粋なラブコメとしても面白い作品となっています。
青春・ヒューマンドラマ
ARIA
水の惑星「アクア」の観光都市ネオ・ヴェネツィアで、ウンディーネ(水先案内人)を目指す少女・水無灯里の成長物語です。
少し古い作品にはなりますが、登場人物みんながそれぞれの考えを持ちながら、お互いに影響し合って成長する姿が大好きな作品です。
時の流れがゆっくりなので、休日の暇な時間にぼーっと読むのがおすすめです。
あまんちゅ!
伊豆の高校に転校してきた大木双葉と、地元でダイビングのアマチュアインストラクターをしている小日向光の二人を軸に、高校のダイビング部を通じて二人が成長してゆく姿を描いた物語です。
ARIAの作者でもある天野こずえ先生の作品です。大木双葉が未知の世界で小日向光と出会い、ダイビングの世界へと連れて行かれる様子が良いです。ダイビングのみならず、新しい趣味に出会ったときはこんなかんじだったなぁと思い出しながら読んでいました。
伊豆ののんびりとした町で生活する様子も見ていて和みます。
スーパーの裏でヤニ吸うふたり
社畜の佐々木とスーパー店員の山田、そしてスーパーの喫煙所に出没する謎の店員の田山を主人公とした物語です。
タイトルの通りです。スーパーの裏でタバコ吸いながらダベる。それだけなのについ読んでしまうんです。社会に疲れている方におすすめの作品です。
月刊少女野崎くん
男子高校生で人気少女漫画家の野崎梅太郎と、アシスタントになった女子高校生の佐倉千代を中心に、彼らとその周囲を取り巻く日々を描いた作品です。
漫画家である野崎梅太郎が、少女漫画のネタを考えるために人間観察をするのですが、その解釈にクセがあります。また、いいアイデアを思いついたときに実際にやってみたりしますが、やはりクセがあります。
野崎梅太郎とその友達が繰り出すコメディーは最高です。
かくしごと
やや下ネタ多めの漫画を書いている後藤可久士。彼には一人娘の姫がいるが、その漫画の内容ゆえに絶対に漫画家ということはバレてはいけない。涙と笑いありの物語です。
娘の為に漫画家としての仕事を頑張る後藤可久士の姿がかっこいいですが、内容は下ネタの漫画。娘にバレないように仕事に行ったり、誤魔化したりする様子が面白いです。それでいて感動するシーンもあったり…。
涙あり笑いありの神作となっています。
SF・ファンタジー
ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました
一方的に婚姻破棄を突き付けられた三十路主婦ユーリは、突如、異世界に迷い込む。異世界の生活の中で収穫した回復機能のないポーションが、実は醤油だったのだ。しかも、ハズレポーションで作った料理は補正機能のオマケ付き。 ユーリの料理で世界が変わっていきます。
異世界にあるものでユーリは様々な料理を作るんですが、その料理は回復能力がとても高く、ギルドに重宝されます。そして、他のメンバーも料理を作れるように作り方を子どもたちに教えます。その子どもの成長を見守りながら読むととても癒やされます。
また、登場する料理がおいしそうでつい料理したくなります。異世界ものではありますが、男性はもちろん、女性にも読みやすい内容です。
未来日記
未来の出来事が書かれた携帯電話「未来日記」の所有者たちが繰り広げる殺人ゲームに巻き込まれる中学生・天野雪輝たちの話です。
とにかく伏線回収がすごい作品です。「あ~、そういうことか」と常に思わせてくれる作品です。
内容はなかなかグロいので、読見終わる頃には人間不信になっているかも。
朝霧の巫女
広島県三次市に引っ越して来た高校生の天津忠尋。だが、その駅に着いて早々、正体不明の化物に襲われる。審神者であるが故に正体不明の化物や山の民たちにその身を狙われる運命。
稲生神社に住む巫女三姉妹とその友人たちに助けられるだけの境遇。そんな自分に苛立ちながらも、天津忠尋はやがて国の存亡に関わる戦いに巻き込まれていきます。
20年ほど前の作品ですが、個人的に大好きな作品なので紹介しました。
天津忠尋の周囲に寄ってくる化け物を三姉妹たちが退治していきます。バトル要素が多い作品ではありますが、三姉妹たちの恋愛も描かれており、そのバランスも良くて飽きずに読むことが出来ます。
あと敵が独特なものが多く、また、戦い方が新鮮です。「え、そんな展開ある!?」みたいな戦闘が多いです。先が読めないバトルが読んでいて楽しい内容になっています。
少女終末旅行
終末世界でふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事さえも事欠く、明日の見えない毎日。孤独な世界を二人で生きていきます。
廃墟化した世界を二人の少女がひたすら旅をします。その中で生き残った人たちと出会ったり、廃墟に残った設備を触ってみたりしながら冒険をします。
読んでいて、まるで自分が旅をしているかのような気分にさせてくれます。廃墟を旅するなんてことはしたことありませんが、一人旅をしたときのことを思い出させてくれます。
夏目友人帳
小さい頃から妖怪を見ることができる少年・夏目貴志が、祖母レイコから受け継いだ「友人帳」を使って、妖怪たちに名を返す日々を送る物語です。
ファンタジーとしてはもちろん、いろんな価値観や考えを持った妖怪に出会うので、様々な価値観に触れられて面白いです。感動もします。
ファンタジーが好きな方はもちろん、ヒューマンドラマが好きな方にもおすすめできる内容となっています。
よふかしのうた
眠れない日々が続き夜の街を散歩するコウは、吸血鬼の美少女である七草ナズナと出会う。 コウは吸血鬼になりたいと頼むが、それには吸血鬼に恋をする必要があった。 恋を知らない不眠症の少年と、自由奔放だが純情な一面を持つ吸血鬼の二人の姿を描いた物語です。
「だがしかし」の作者でもあるコトヤマ先生の作品です。
悩みを抱えながら生きるコウは、吸血鬼であるナズナと夜遊びをします(変な意味ではないです)。
現在悩みを抱えている方もいると思いますが、なんかどうでも良くなるような作品です。
星旅少年
宇宙人たちはトビアスの木の毒によって静かな眠りにつきはじめていた。住民の多くが眠ってしまった星「まどろみの星」を訪ね、残された文化を記録・保存する、プラネタリウム・ゴースト・トラベル社の星旅人、登録ナンバー303。
303の、「まどろみの星」で出会う人やモノ、プラネタリウム・ゴースト・トラベル社の仲間たちとの交流を描いています。
生き物が姿を消していく宇宙を旅しながら、登録ナンバー303はいろんな人に出会います。そこにはいろんな思いを持った人達が存在します。たくさんの人の思いを見つけながら生きていく303は謎も多いです。いろんな心情に触れながらも、彼が何者なのか考えながら読み進めることが楽しい一作です。
ミステリー
万能鑑定士Qの事件簿
23歳、凜田莉子の事務所の看板に刻まれるのは「万能鑑定士Q」。喜怒哀楽を伴う記憶術で広範囲な知識を有す莉子は、瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破っていきます。
どんなものや事件も解決に導いてしまう凜田莉子が、どんな理屈でそのような結論に至ったのか、想像しながら最後に答え合わせをすると楽しいです。この手のものは現実的にありえないだろうと思うことが多いのですが、本作は現実でもありえそうな(実際にはありえないギリギリのライン)のものが多いです。
分かりやすい謎解きも多いので、ミステリー作品の入門としてもおすすめです。
氷菓
平凡な高校生活の日常に潜む小さなミステリーを、折木奉太郎や千反田えるを中心とするメンバーが解決していく物語です。
ミステリー作品と聞くと、どこか異世界のような場所で事件が起こって、その難題を解決していくような難しいものを考えると思います。
本作は高校生活の中で起こる小さな謎を解決していくので、ほのぼのとしていて気軽に読むことが出来ます。ミステリーとしても、青春ものとしても楽しむことができます。
ギャグ
ヒナまつり
インテリヤクザの新田義史、念動力の使えるサイキック少女のヒナを中心とした生活を描いた作品です。
ヤクザである新田が少女ヒナに振り回される様子は見ていて面白いです。また、ヒナは念力を使い、無表情で敵を倒していく姿には思わず笑ってしまいます。
極主夫道
極道の世界から足を洗った元ヤクザ龍が、専業主夫として妻の美久を支える様子を描いています。
ヤクザの見た目をしているのに、家事が上手な姿は男の私でも惚れてしまいます(笑)。
見た目はヤクザでありながら、周囲の主婦の人たちと交流する様子はどこか頼もしくもあり面白いです。
終始笑いの絶えない作品となっています。
瀬戸の花嫁
海で溺れたところを人魚の瀬戸燦に助けたところ、身内以外に姿を見られてはならないという人魚の掟を守るために、瀬戸燦と結婚することになった満潮永澄騒動に巻き込まれる姿を描いたコメディです。
15年ほど前に完結した作品ですが、今読んでも面白いです。
ハイテンポな勢いが読んでて楽しいですし、それでいて恋愛の描写もしっかりあります。
ギャグ漫画が好きな方はもちろん、ラブコメが好きな方にもおすすめできる作品です。