バイクを降りることにした話

2025年4月。この度、4年間乗り続けたバイクを降りることを決意しました。
今のバイクをと言う意味ではなく、完全にバイクから卒業します。
バイクを降りる理由
交通事故が怖くなった
2年ほど前から、バイクで事故を起こすと重傷になるリスクが高いことから、趣味を超える範囲でのバイクの使用は控えていました。実際、バイクの重傷化率は、四輪と比較して4倍という統計があります。
その頃から、「もしバイクで重傷を負ったら・・・」とぼんやり考えながらバイクに乗っていました。
その気持ちは徐々に大きくなっていき、今ではバイクに乗ること自体が恐怖へと変わってしまいました。
人生他にもやりたいことがあるから
私は人生の中で、世界中を旅したいとか、結婚して家庭を築きたいとか、やりたいことがまだまだたくさんあります。

これらのやりたいことができなくなるリスクを負ってまでバイクに乗り続ける覚悟は私にはありませんでした。
もし体が不自由になったら、一人旅は難しくなるだろうし、子育てにも影響が出てきます。
そうならないためにも、バイクはこのくらいにしておこうと思ったのです。
バイクを好きになって良かった
バイクには事故のリスクもありますし、決して誰にでも勧められるものではありません。しかし、私はバイクを好きになって良かったと思っています。
4年前、免許を取った次の日にバイクを見に行き、契約書に名前を書いた時のことを今でも覚えています。
まだ大学生だった当時、友人と放課後にツーリングへ行ったり、キャンプに行ったのを懐かしく思います。
たくさんの出会いがあった
バイクを通じてたくさんの人と出会うことができました。道の駅で声を掛けてくれた人、旅先で一緒に走った人、Twitterで出会った人。バイクのお陰でたくさんの出会いがありました。この出会いは私の宝物です。
バイクで四国を一周したこともありました。これまで公共交通機関では行けなかった場所も訪れることができました。当時はまだ学生だったことで、他のライダーさんからご飯をご馳走してもらったこともありました。四国での旅は一生忘れられない思い出です。


乗用車を運転する上でも勉強になった
バイクを運転するときは常に周囲を見渡す必要があります。乗用車とは違い、見落とされがちだからです。
この意識は乗用車に乗ったときも大いに役立っています。バイクは危険な乗り物ではありますが、同時に安全意識への強化にも繋がるので、一度はバイクを運転しておいて良かったと思っています。
バイクはどうするか考え中
バイクは一旦実家で保管します。今後どうするかはゆっくり考えます。
また乗りたくなったときのために保管しておくのか、大切に乗ってくれる人に譲るのか。長年連れ添った相棒ということもあり、中々決められずにいます。
近いうちに答えを出して、納得のいく形に持っていきたいです。