退職する旨を伝えてきた話

退職って、入社より難しいみたいなところありますよね。人手不足の現代においては職種にもよるとは思いますけど、年齢問わずいくつか面接を受ければ入社できるような時代になりました(多分)。でもその分、退職しづらくなるのも現実。
今回新卒2年目の私が退職するにあたって、どのように打ち明けたのかを書いていきます。「もっと働けや!」みたいな意見は今回は無しでお願いします。
職種・社風
私の仕事は、とある工場の情シス兼開発みたいなポジションです。社内のシステムをメンテナンスしながら、製品や社員向けのアプリを開発しています。私にとっては簡単な仕事でした。
また、残業は月5~10時間程度。土日は休みです。祝日はたまに出勤日があるくらいで、世間ではホワイト企業になるかと思います。
ただ、一緒に仕事をしている50歳くらいの人が、ITの知識が浅くて、その方にプログラミング等を教えることが唯一の苦ではありました。私は教えてもらうほうが好きなので、その点だけ合わないなとは感じていました。でも決定的な退職理由とまではいきません。
退職の理由
では何故退職を選んだのか。それは
- 持病があり週5勤務に限界が見えてきた
- フリーランスとアルバイトでも貯金しながら生活できた
- そもそも就職した理由は会社員をやっていけるかを知りたかったから
です。
簡単に言うと、他に稼げる手段はあったけど、会社員として普通に生きてみたかった。でもダメだった。ってことです。
生活リズムを整えるのが難しかったり、気分の波が大きくて私には難しかったです。
そこで、とりあえず職歴2年をつけて退職しようと思いました。
打ち明けた流れ
ではどのように退職する旨を上司に伝えようかなと思いネットを見ると、
- 今日お時間ある時にお話いいですか→「退職します」
- 朝一または定時後に上司が一人でいるところで伝える
- 定期的な面談の時に言う
などがありました。一般的なのは ①お時間ある時に~の流れらしいですが、私は ②朝一または定時後に~のほうが気持ち的に楽だったのでこれにしました。気持ち的に一番楽なものでいいと思います。
ただし一つ問題があって、今私が退職していまうと、会社の業務効率化のシステムが完成しないことになります。web系を触れる人が他にいないので、開発チームに多大な迷惑をかけてしまいます。そこで私は、今の仕事が終わったら退職することにしました。
心の準備ができたので話にいく!
心の準備が整ったので、上司に話に行くことにしました。言うタイミングは定時後上司がタバコを吸う時。緊張でその日は一日中足が震えていました。
そして定時になって、上司がタバコを吸いに行ったのを見て、私も喫煙所へ向かいます。

すみません、今少しお時間いいですか?

ん?いいよ

実は退職を考えておりまして・・・

あ、そうなんだ・・・またどうして?

フリーのwebエンジニアになろうかと・・・
転職はないので時期は会社都合で大丈夫です。

分かった。
こんなかんじに話が進みました。案外すんなりで「あれっ?私会社であまり必要とされていなかった?ラッキー!」と思いました。その後一度だけ面談をして、上司経由で一緒に仕事をしている人たちに話が回りました。
一緒に仕事をしている人たちは「まぁ今の仕事終わるまでいてくれるなら…」みたいなかんじでした。
その後どうなったのか
その後どうなったのかですが、「とりあえず3月末として、1ヶ月前に仕事の進捗具合を見て判断する。」となりました。
退職が決まると気持ち的には楽になりました。「次はどこに住もうかな~」とか考えながら生活しています。また、今の仕事が終われば退職できるので、仕事の進みも早くなりました。やっぱり気持ちって大事ですね。
退職の日を迎えたら、1ヶ月くらいは旅でもして、それからはフリーのwebエンジニアでもやっていこうかなと思っています。
以上、この記事が誰かの参考になっていただけたら幸いです。