人生初の海外旅行で学んだこと・感じたこと

先日、人生で初めての海外旅行となる、台湾へ行ってきました。恥ずかしながら24歳にもなって未だに海外に行ったことの無かった私ですが、今回台湾に行ってみて学んだこと、感じたことなどを書いていきます。
私のこれまで
私は海外旅行の経験はありませんでしたが、大学時代に国内旅行は行っていました。

バイクで四国一周したり、鉄道で北海道一周したりと、何度か国内を一人旅し、これまで37都道府県を訪れています。


しかしながら、私が大学生だった頃は、新型コロナウイルスの影響で海外への渡航は制限されていました。それからしばらく経ち、渡航制限も無くなったので、今回海外旅行に行くことにしました。

国内旅行で学んだこと
海外旅行で学んだことの前に、国内旅行で学んだことを簡単に書いていきます。
というのも、海外旅行と国内旅行とで学ぶことの中には、同じこともあるからです。「海外旅行でこれは学べなかったのか」と突っ込まれそうなので、「それは国内旅行のときに学んだよ」と伝える意味で書いていきます。
様々な人の価値観を知った
普段の生活の中で会う人は、同じ学部の人、同じ業種の人など、自分と特徴の近い人ばかりです。
一方で旅先で出会う人には様々な人がいます。大学生、社会人、フリーランスの人、会社をやめた人など挙げればキリがありません。
普段会わないような人たちと交流ができることで、幅広い価値観を知り、視野を広げることができました。
日本を身近に感じた
私は佐賀県で育ちましたが、これまではニュースで北海道の事件が取り上げられても、自分の住んでいる世界とは違う場所のように思っていました。しかし、日本中を旅していくうちに、日本中が地元のような感覚になりました。
今では、北海道や沖縄のニュースを見ても、近所の話を聞いているかのような気分になります。
臨機応変な対応力が身についた
旅にトラブルは付きものです。突然の大雨や所持品の故障などのトラブルは旅をしていればいつかはきます。
私もこれまで、四国の山の中でバイクがパンクしたり、北海道で電車が運休になったりと、何度もトラブルに遭遇してきました。

そんな時でも、近くの自転車屋を見つけては何キロもバイクを押して行ったり、近くの宿を探して次の日を待ったりするなど解決策を探り、なんとか乗り越えてきました。
「割となんとかなるんだ」という気持ちと、「臨機応変に対応する」力は、社会人生活の中でも大いに役立っています。
海外旅行で学んだこと
では、人生初の海外旅行で学んだことを書いていきます。国内編で挙げた中の、様々な人の価値観を知ること、臨機応変な対応力が身につくことは、海外旅行でも得られる内容だと思います。
ここでは、それ以外の内容を挙げていきます。
自分の英語力を知った
お互い公用語の違う国同士の人が会話する際は、英語になります。台湾人と日本人でも英語です。
私は学生時代の英語の成績は平均くらいでしたし、英会話の経験は学生の頃に電車で何度か道を聞かれた程度です。正直英語を話せるか不安でした。
しかし、いざ現地で話してみると、案外喋ることができてしまいました。もちろん100点の英語では無いと思いますが、少なくとも相手が喋っている内容は分かりますし、自分が伝えたいことは伝わりました。
それと同時に、分からない単語が出てきた瞬間、文章の一部がすっぽりと空白になっているような感覚も感じました。また海外に行くときのためにも、英単語は勉強しようと思った瞬間でした。
日本の良いところ・悪いところを知れた

海外での生活を経験することで、日本を客観的に見ることができ、日本の良いところ・悪いところを知ることができました。
日本の良いところは
- 交通マナーが良い
- 接客が丁寧
- バスの放送が親切
- 道路が臭くない
などなど、海外を体験しないと当たり前だと思うようなものばかりでした。反対に日本の悪いところは
- マナーに厳しすぎる
- 他人の目を気にしすぎる
- 店員に期待しすぎる
などです。
台湾ではサービスに期待できない反面、提供する側は気楽です。しかし、日本ではサービスに期待できますが、提供する側は息苦しさを感じます。
私は前者のほうが良いかなと思ってしまいますが、どうでしょう。
日本の経済力の大きさを知った
日本のスーパーへ行くと、お菓子、食料品、ジュース、化粧品などどれを見ても日本の企業のものばかりです。
しかし、台湾のお店では、日本企業の製品が多く、中には日本の商品の上に繁体字でラベルを貼ったようなものを多く見かけます。

つまり、日本の市場は日本国内の企業で賄えているのに対し、台湾では日本の企業から輸入しないと賄えない製品があるということです。
よくよく考えると、日本の人口は1億を超えていて、GDPは世界4位。東京は世界三大都市のひとつであり、地方と言われる福岡ですら世界42位の都市です。すごい大国ですよね。
日本はアジア経済を支えているすごい国だと実感しました。
旅は自分を成長させてくれる
国内でも海外でも、旅はいろんなことを教えてくれます。今この記事を読んで「こういったことが学べるんだ」と分かって終わらせるのはもったいないです。是非、旅に出て、肌で感じてもらいたいです。
旅は一人で行くこと

大切な仲間との時間も大切ですが、一人で頼れる友人がいない状態で行くことをおすすめします。日常生活から完全に切り離した状態にするのです。
自分で調べ、人に聞き、頭で考えることで、多くの刺激を受けることが大切です。
日本を知っておいて良かった
海外旅行に行きたいのであれば、国内旅行を経験していなくても行って良いと思いますが、私は日本中を旅してから海外に行ったのは良かったと思っています。
もし海外で日本と違う部分があっても、自分が住んでいる場所としか比較できないからです。
反面私は日本のほとんどの場所を訪れているので、日本中との比較ができる状態でした。地元と海外ではなく、日本と海外の比較ができたのは、このお陰かなと思っています。
海外はまた挑戦する
今回は人生初の海外旅行で台湾へ行きました。しかし、世界にはいろんな国があります。また機会があれば海外へ旅に出ようと思っています。
個人的には、途上国に行くこと、ヨーロッパのバックパックはやろうかなと思っています。まだ若い20代、いろんなことに挑戦していきます。
