雑記

地方の会社で働いてみて思ったこと感じたこと

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私は新卒で地方の工場に社内SEとして入社し、2年ほど勤めていました。そんな中で思ったこと、感じたことなどを書いていきたいと思います。

会社の概要

勤めていた会社は以下のような条件でした。特定を避けるため、一部曖昧な表現にします。

所在地佐賀県
従業員数数百名
年収400万円(1年目・残業無しの場合)
年休115日
業務社内SE
業種メーカー(製造業)
残業月平均10時間

いわゆる福岡や札幌のような地方都市ではなく、本当に田舎の中小企業というイメージです。

良かったと思う点

給与・福利厚生

給料は、地方でありながら、都市部の水準だったので、不満はありませんでした。また、休日も基本土日は休みなので、不満はありませんでした。有給も前々日に言えば取れていました。ホワイトな方だったと思います。

のんびりしている

都市部の企業のような「効率!効率!」のような空気はなく、全体的にのんびりしています。

私にはのんびりした空気は合っていました。学生時代に多くのアルバイトを経験していますが、やっぱり忙しい雰囲気は1週間で辛くなります。

2年しか続かなかった職場でしたが、逆に2年続けられた理由はこの空気感のおかげかと思います。

不満だった点

教育環境が整っていない

地方に勤務している人が多く口にする、教育環境が悪い問題ですが、私の職場も教育環境は全く整っていませんでした。

新卒で入社したにも関わらず、アプリ等の業務は私一人での開発になることも多く、むしろ私が他の社員に業務を教えることもありました。

少人数での業務になるので、要件定義(初期の業務)から運用・保守(最後の工程)までを1~2人でやることになります。

この職場を辞めた理由の一番の理由は、この”教育環境が整っていない”ことです。

大人が面白くない

地方の人柄と言うべきか、ぶっ飛んだ経験をしている人はまずいません。私が福岡に住んでいた頃や、東京・大阪に滞在していた時に出会った方の中には、学生の頃に起業したとか、世界一周したとか、面白い大人がたくさんいました。

しかし、地方を離れたことのない人の多い職場では、特別変わった経験をしたことのない人が多いです。修学旅行以外で遠出をしたことがない人も多くいました。(そういう人生を否定するわけではありません)。

マイホームと結婚しか話題のないコミュニティは心苦しかったです。

休日にやることがない

収入は都市部の水準程度貰えていましたが、近くにショッピングモールもスタバも無いような場所で大金を貰っても、正直やることがありません。家賃・光熱費・食費以外は全て株を買うだけの生活でした。

都会的な生活に慣れている人だと、地方の暮らしは辛い部分があると思います。

若いうちは都会が良い

地方の最大のデメリットは、教育が受けられない点です。収入が低い、休日が少ない、残業が多い等のデメリットは、転職すれば解決できますが、教育を受けられなかったら転職すらできません。

質の高い教育は、都市部のほうが受けられる可能性が高いです。若いうちは東京や大阪、札幌福岡くらいの都市部に行ったほうが良いと思います。

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一応ギタリスト
写真撮って旅してギター弾いて機械弄る人。 串カツが好物
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