子どもの頃から情報機器に触らせて良いのか – 3歳からパソコンを触っていた筆者の意見

IT機器に囲まれて生きている現代。もはやITの知識は生きるために必要なもの。でも子どもの頃からパソコンやスマホを触らせても良いのか。ここでは、3歳からパソコンに触れてきた筆者の体験談をもとに私なりの考えを書いていきます。
筆者のIT歴
まず、私がこれまでどんな風にパソコンやスマホに触れてきたのかを簡単に紹介します。
- 3歳 父の影響で初めてパソコンに触る。flashゲームにハマる
- 4歳 おもしろflash倉庫にハマる
- 7歳 ニコニコ動画がサービス開始。同時にハマる
- 8歳 炉心融解のMVを見て、映像制作を始める。blender(3DCG)とAviUtl(動画製作ソフト)を覚える。
- 9歳 瀧澤克成さんのYou Tube動画を見ながらギターを練習する
- 11歳 個人サイトを作る(閉鎖済)。HTMLを覚える
- 13歳 Arduinoを使った電子工作にハマり、プログラミングができるようになる
- 14歳 中古の安いパソコンを購入。改造しまくってスペックを上げて使用。
初めてネットのオフ会に参加する - 15歳 スマホデビュー。パソコンを使っていたのですぐに慣れる。
- 16歳 高校内3つの部活動から、紹介ムービーの制作依頼を受ける。報酬はコーヒーとファミチキ
- 18歳 工学部機械科に進学。情報よりは機械いじりが好きだったので機械科にした。
- 20歳 大学のネットワークを利用し、ポータルサイトを作る。「悪用しなければ良い」と許可はもらえた。
- 22歳 工場の情シス兼開発として就職。現在に至る。
これを読んで「引きこもりのオタクだったの?」と思われた方、大丈夫です。友達と空き地で野球するような子どもでした。
子どもの頃から情報機器に触らせて良いか
では、幼い頃からパソコンを使ってきた筆者が、子どもに情報機器を触らせることにどう思っているかですが、私は良いことだと思っています。むしろ、小学1年生くらいまでには触っておくべきだと思います。
これからの時代、パソコンやスマホは必須スキルなので、子どものうちから慣れさせておく必要はあると思います。今の時代どの職場でもパソコンやスマホを使用しますからね。
ただし、子どもには他にも大切なことがあるので、休日に数時間だけとか、時間はほどほどにしたほうが良いかと思います。
スマホよりパソコン
子どもにITの知識を取得させたい場合、スマホではなくパソコンの方が良いです。スマホはあくまで消費者にしかなれません。一方パソコンは、消費者側にも開発者側にもなれます。文書作成、プログラミング、作曲、映像制作などなど、モノを作る側になるにはパソコンは必須です。

「スマホも必要だよ」と思った方、大丈夫です。パソコンを使っていた人がスマホに移行しても、すぐに使いこなせます。逆は難しいです。
子どもには何をさせればよいのか
では、子どもにパソコンを与えたところで何をさせればよいのか。プログラミング?なにか制作させる?答えは子どもがやりたいことです。ゲームでもなんでも、まずは興味をもたせることが大事です。
でもそんなもの教えられる知識が自分にはない。そう思った方も大丈夫です。そんな場合は情報収集を覚えさせましょう。おすすめはYou Tubeです。You Tubeでは、検索して情報を探す動作の基本を学ぶことができます。情報収集の基本が鍛えられれば、もし子どもが「プログラミングをやりたい」と思った際でも、自分でネットで調べて勉強することができます。
筆者もパソコンについて父から教わったことはローマ字入力くらいです。あとはネットで情報収集しながら覚えていきました。何かを始める上で基礎となる情報収集。まずはYou Tubeで覚えさせましょう。
強制はさせない
じゃあパソコンを子どもにやらせようと思い、「パソコン使いなさい!」と強制する方も中にはいらっしゃいます。しかし、それはパソコンを嫌いにさせるだけなので、やめたほうが良いです。
子どもは好奇心旺盛なので、近くでパソコンを触っていたら自然と興味は湧くものです。その興味を向けたタイミングでYou Tubeを見せたり、ゲームさせたりすれば大丈夫です。
まとめ
子どもにパソコンやスマホを触らせるのは、むしろ良いことです。
文書作成やタイピングなどのスキルはもちろん、何かを始める際に情報収集できることも利点です。
ただし、スマホでは消費者にしかなれないので、パソコンをおすすめします。
お子様の将来、より良いものになるようお力になれていれば幸いです。